もう随分前のこと、あるお客様からホテルの裏にある神社の事を言われたことがある。
「池田屋さんが今日まであるのは、あの神社のお陰なんだから大切にしなければいけないよ。きっと守り神だよ」
この神社は神明宮と言う。地域では昔から「おしんめ様」と呼び親しんできた。松本の大火の際、中町を火から守ってくれたと言われることから火の神様としても崇められている。
それなのに、それなのに・・・・・・随分傷んで、今にも壊れそうなこの社。言われて初めて分かった申し訳なさで、何とかしなけければと思うばかり。
新しいことが良い訳ではないが、「必ず綺麗にして愛される社にしますから」と誓ってやまないこの頃です。
どうぞ一度お参りしてみて下さい。